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中田社長の徒然コラム

ありがとうの法則
初めての徒然コラムということで、何を書けばいいかといつも考えていたところ、大阪の知り合いから「参考にしてください」と資料を送っていただいた。
その資料を読んで感じたのは、「生きていく根幹」はこの様なことかなと大変感銘した。
その内容とは、

「宇宙を貫く ありがとうの法則」潜在能力研究家 小林正観氏

いくつもの神秘的な体験を経て、長年宇宙に潜む法則を研究してきた小林正観氏は「ありがとう」の五文字に、数ある言葉の中でも最高の波動があることを知る。
ありがとう、ありがとうと繰り返し口にしていると、健康はおろそか運命までも変化させるという法則を発見し実証してきた。
小林氏が説く言葉と人生の法則とは・・・。

「ありがとう」の五文字に秘められた不思議な力
どのような時でも「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と繰り返し、繰り返し唱えている人がいるとします。するとその人は、言葉の波動を受けて体内の水や血液が再生し健康体になります。精神も豊かになり、人間関係も円滑になってきます。そして、「ありがとう」の数がある一定の数を超えた場合、奇跡としか言いようのない現象となって、その人に降り注ぎます。「ありがとう」を宇宙に発し続けていれば、「ありがとう」を言わざるを得ない現象を次々に招き寄せてくれるのです。・・・

発する言葉が健康をも左右する
「ありがとう」という言葉の力を調べるために、次のような実験を行いました。
二つのペットボトルを準備し、一つには「ありがとう」、もう一つには「ばかやろう」と書いて東京都の水道水を入れます。一晩置いた水を凍らせて結晶を撮影すると、「ありがとう」と書いた水道水だけに、宝石のような美しい結晶ができるのです。一方の「ばかやろう」と書かれたほうは、かわいそうなくらい無残に変形します。いろいろな水を使って実験をしましたが、結果は一緒でした。
人間の体は70%が水でできています。だとすれば、「ありがとう」の言葉をたくさん投げかければ、この実験と同じように体内の血液や体液も変わり、健康を維持できるのではないか。・・・

予期せぬ幸せがどんどん舞い降りる
・・・さて、2001年9月8日に届いた情報の中身です。メッセ-ジによると、「ありがとうを数多く唱えると奇跡が起きる」というのです。具体的には「ありがとうを年齢×一万回、35歳の人だったら35万回以上唱えると第一段階の奇跡が起きる。望んでいたことが実現する」という内容でした。
私は5年程前から「ありがとうを言っていたら、何かいいことが起こりそうだ」と気づいて仲間に話していましたので、少しずつ口にしていた人もいたのですが、2001年になってその回数が80万回、100万回に達する人が出てきました。すると、その人たちの間で、絶対に合格不可能な大学に入学できたり、難病が治ったり、といろいろな奇跡が起き始めたのです。
さらに、その次のステップとして年齢×2万回の「ありがとう」で第二段階の奇跡、年齢×3万回で第三段階の奇跡が起きるというメッセージが届いています。第二段階の奇跡とは、ある人が「ありがとう」を唱えることで、その家族や友人が考えてもいなかった現象を手に入れること。第三の奇跡になると、本人も家族も友人も誰も念じたことも考えもしなかった現象が勝手にどんどん降ってくるのだそうです。・・・

自分の発した言葉が自分の人生をつくる
・・・人間は自分の発した言葉で自分の人生をつくります。私の周囲の環境や自分が立たされた状況は全て自分の発した言葉によって形成されていきます。ですから、朝から晩までうれしい、楽しい、幸せ、愛している、大好き、ありがとう、ついている、と言い続ける事、この言葉しかいいたくなくなる人生に囲まれてしまいます。私の周りの多くの人がそうなってしまいました。
・・・宇宙に対して「ありがとう」の言葉を投げかけると、誰が一番豊かになり得をするのか。それは自分です。このことに改めて思いをめぐらして頂きたい。宇宙の方程式はシンプルですが、やればやるほどその深さに驚くことでしょう。

上記の記述のように、私も実験し、また、続けていこうと思います。
何年か先には、第一段階の奇跡が起こっていることを確信します
コミュニケーション
現在私は43歳であるが、今年生まれて「初めての経験」をさせてもらった。

その「初めての経験」とは、去年10月に地元のある団体に入会させて頂き、その団体で毎年行っている交換留学生をホームステイしてもらう事業で、我が家に、ドイツ人の19歳の青年が2週間(8月5日~8月15日)滞在した。

当初のホームステイの目的は、子供たちにいい経験になればいいと思って、志願したのだが、彼が来て日時が経つに連れ、私たち大人の方がいい経験になっているなと感じてきた。それは、彼は19歳と若いが今回の我が家のホームステイが4回目ということもあり、ずいぶん大人だなと感じた。また、彼は英語をある程度話が出来、通訳の方と盛り上がって話をしていた。でも私を含め家族全員が、ほとんどドイツ語はもちろん英語も単語を少し話せる程度だったが、英語の判るゲームや本を最大活用して、コミュニケーションをとっていた。

そんな時に、凄く感じたことがある。

1. 「言葉がろくに通じなくても、理解しようとすれば分かり合えるのかな。」

2. 「相手の事が判らないから、コミュニケーションをとって判るまで伝えるのかな。」

3. 「生まれた国・経験が違うから感じ方が違うのかな。」

等々いろいろ感じることが多い2週間だった。

1,2,3について、今までの自分は相手に対してどの様な対応をしていたのだろうか。また、相手の事を理解しよう・理解して貰おうとしていたのだろうかと、自問自答するようになった。

今後生きていく中で、適切に理解し合えるコミュニケーションとり方や・環境を作り出していけるよう努力していきたい。

感動
前回から1年以上経過してしまいましたが、また、自分自身の心の整理をするために書き留めたいと思います。

先日、中学3年生の娘の授業参観に行った時のこと。

普段、子供のことは嫁に任せているのであまり学校には行ったことはなかったのですが、娘が「いいクラスだ」「学校が楽しい」といつも話していたので、どんな担任の先生なのか、どんなクラスなのか少々興味があり、最後の授業参観ということでもあったので出席してみました。そこには、担任の先生の思いと感動が満ち溢れて、担任の先生、私も含めた親、そして生徒達の一生の宝物になったことと思います。

先生は最後の授業参観に、このクラスがとてもいいクラスだということを父兄に理解してもらい、生徒たちには親の子供たちに対する深い愛情を理解してもらおうと、それぞれの父兄が自分の子供やクラスの子供、または先生に対して手紙を書き、授業参観に一人ずつその手紙を朗読してもらうという企画をしました。そして、そのことは生徒たちには(父兄と椅子取りゲームをすると)内緒にしていました。

自分は何を生徒たちに伝えればよいのか。また、父親は私ひとりと聞いていたのでいろいろ考えた結果、徒然コラムVol.1の「ありがとうの法則」について話すことにしました。

当日、時間ぎりぎりに教室に行くと、生徒達が机を教室の外に全部出して、椅子を丸くを並べて座っていました。父兄も生徒たちの間に座り、椅子取りゲームは内緒のためのウソだったはずではと困惑しているなか、授業が始まりました。

最初に、先生が「フルーツバスケット」をしますといい、淡々とここからここまでが「なし」、ここからここまでが「パイナップル」…と決め、本当に椅子取りゲームが始まりました。父兄も生徒たちも恥ずかしそうに5分程楽しんだあと、先生が生徒たちに本当の趣旨を説明すると生徒達はキョトンとしていました。

いよいよ手紙の朗読がはじまり二番目が私の番、「ありがとうの法則」を話をしました。

その後、先生が話を始めたのですが、感極まり話が途切れ途切れになり、父兄も全員涙々。生徒たちもほとんどが泣いていました。

50分授業を30分ほど延長してしまったにも係わらず、すばらしい感動の時間を共有できたと思います。

今後の先生と生徒間、親子間、生徒たちの人生観などを変えることのできた1時間半でした。また、人に感動を与えられると人の心を幸せな気持ちにさせることも改めて確認できました。

3年3組の担任の先生、生徒たち、娘に。
感動をありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう…。
経験
2006年10月末から11月にかけて、当時12歳の長男と10歳の次男がスペインのバルセロナにあるエスパニョールというプロ・サッカークラブチームのU-11の練習に2週間参加したときのことです。その時の日本人スタッフから都度メールにて子供達の近況をご連絡して頂いていたのですが、そのメールに書かれていた出来事を今回、お話します。

思い起こすとその当時、私の弟から「子供達にはいい経験になるからスペインに行かせてみては」というアドバイスがあり、息子達に「スペインのバルセロナに行ってみるか」と問い掛けてみました。すると、簡単に「行く」という返事が帰ってきて、親として引っ込みがつかなくなってしまって、結果的に息子達2人きりでバルセロナに行くことになってしまいました。その頃、パリのシャルル・ド・ゴール空港でテロがあったりと、ヨーロッパの治安があまり良くないとのニュースが入ってきていたので、親として子供達を送り出すべきかどうか、凄く悩まされましたが、何があろうと「その子の運命」と開き直って覚悟を決め、行かせることにしました。

それでは、古都バルセロナでの「子供達の冒険」をご覧ください。

10月28日の夜:

スペインリーグのバルサ対レクレアティーボ戦を観戦してきました。
試合は、ロナウジーニョの2ゴールとチャビのゴールでバルサが3対0で圧勝。
さて、2人はどんな感想を持ったのでしょうか。

10月29日午前:

毎週日曜日の午前中には、バルセロナ在住の日本人達が集まってサッカーをしているので、それに2人も参加しました。
「みんな日本人だけど、スペイン語でしっかり挨拶しなきゃ一緒にプレーさせんぞ!」と(優しく?)圧力を掛けたので、二人ともしっかり「mucho gusto, me llamo Eiichi(Kazuki), puedo jugar con ustedes?」と挨拶していました。意味は「・・・・・」2人に聞いて下さい。
バルセロナに来て、初めてボールを蹴って、汗を流して、気持ち良かったのではないでしょうか。ちなみに、29日のバルセロナは10月も末になろうというのに半袖でも大丈夫なくらい暑かったです。

10月29日午後:

エスパニョール選手寮の他の選手と共に地下鉄に乗って、バルサB対エスパニョールBの試合を観戦しに行きました。結果は、1対2でエスパニョールBの勝利!
観戦のあとは、みんなと一緒に寮に帰り、夕食を食べて、就寝です。

練習参加については、以下のようにまとまりました。
あとは、2人のレベル次第で今後変更が加えられる可能性もあるし、そのままU-11のチームで2週間を過ごすかもしれません。全ては2人のレベル次第です。

【月・水・木の18時半から20時】
エスパニョールのU-11の練習に二人揃って参加できることになりました。
スクールではなく、選抜チームの11歳以下のチームです。
一輝君は、もしレベルが高ければ、12歳チームの練習への参加が許可されるでしょう。逆に、レベルが低ければ、スクールでの練習参加のみとなります。
永一君は、もしレベルが高ければ、そのままU-11で練習参加。レベルが低ければ、U-10に格下げ。もっとレベルが低ければ、スクールのみでの練習参加となります。
ちなみに、エスパニョールの下部組織はバルサの下部組織と互角のレベルを持っており、スペインで最も優れた下部組織のひとつと高く評価されています。

【火・金の18時から20時】
U-11の練習がない火曜日と金曜日は、エスパニョールのスクールの練習に参加します。スクールの練習は通常は1時間で、18時スタートと19時スタートの2グループに分かれています。2人は、この2サイクルの両方に参加し、合計2時間練習をします。

10月30日:

今日から平日の午前中は、スペイン人の青年ギジェ(18歳)がスペイン語の先生と観光のアテンドを担当してくれます。
ギジェは、エスパニョール選手寮の寮長、マネルさんが探してきてくれた好青年です。今朝、自分も会ってきましたが、責任感のあるしっかりとした好青年でした。

早速今日の午前中から2人はギジェと3人で動いています。
さて、どれだけスペイン語を学べるか、乞うご期待です。

平日の午前中、10時から14時頃までギジェと行動し、その後昼食を食べる為に選手寮に戻ってきます。その後、2人は少し休憩した後、午後の練習に出発します。寮からエスパニョールの練習場までは、地下鉄と徒歩を含めると45分くらいかかるので、時間に余裕を見て出発です。なお、寮と練習場の送り迎えには、必ず大人が同行するようにします。
練習から戻ってくるのは、21時前後になるでしょう。その後、夕食を取り、就寝です。

永一君は「日記を書け」と言われているらしいですが一輝君は「おれは、なにも言われとらん」と言っていたので、「じゃあ、俺が言ったる!毎日日記を書け!」と指令を出しておきました。「書いていなかったら、寮から追い出すからな!」と補足しておいたので、何かしら書くことでしょう。

ところで、子供達からのメールを送る件ですが
今、2人は、親元を離れて、生まれて初めて飛行機に乗って、地球の裏まで来て、見ず知らずの日本人やスペイン人に混じって「大冒険っ!」を繰り広げています。
そんな頑張っている2人が、親にメールを送る必要性はあるのでしょうか?
2人が両親に向けてメールを送る環境を整えるのは簡単ですが、本当にそれが2人にとって必要なことなのかどうかが、自分には分かりません。送らないよりも送った方が2人のためになるのであれば、送らせます。ですが、「両親がメールを欲しがっている」という理由であれば、お断りしています。
どうします?
実は、2人の行動を見ていると「ここが憧れのバルセロナだ!」という気持ちがあまり伝わってこないので「なんでかな?」と思っていたのです。
とは言っても、とっても素直で頑張り屋さんの2人だから、例外なくみんなにかわいがられているし、実際頑張っているので、いい経験ができていると思いますよ。
まだ始まったばかり。毎日成長してもらおうじゃないですか!

10月31日:

昨日、2人がエスパニョールの11歳以下の選抜チームに初めて練習参加してきました!
その結果、、、、、、、、ダラダラダラダラダラ♪(ドラムの音ね)
で、練習参加の結果発表!
2人とも今後も継続してU-11の練習に参加できることになりました!
おめでとう!頑張れちびっ子!

31日火曜日の午前中は、前日に引き続きギジェ兄ちゃんと一緒にスペイン語を学びながら市内観光をしました。
その後、選手寮に戻り昼食。
そして、18時から20時からはエスパニョールのスクールの、これまたU-11に参加しました。選抜チームとは違い、上手い子もそうじゃない子もいるスクールですが、20人の選手に対してコーチが2人付き、きっちりしっかり2時間トレーニングを行ないました。

バルサのスクールの練習がこの日はなかったので、2人の練習を自分(村松)も見に行くことが出来ました。言葉が通じないのにガンガン話しかけてくるスペイン人に囲まれる中、もじもじしながらも、二人は楽しんで練習していましたよ。

10月30日の月曜日の初の練習参加の際のハプニングをひとつご報告。
「練習後には更衣室でシャワーを浴びろ」と言っておいたのにもかかわらず、恥ずかしかったのか、シャワーを浴びなかったらしいのです。
そのことが判明したのは、その翌日の夕方。
つまり、月曜日の練習参加を挟んで、約48時間もの間、シャワーを浴びずに二人は過ごしていたということ。汚いぞ、こら!
「次回、練習後にシャワーを浴びなかったら、二度と練習参加はさせない」と言っておいたので、もうこのようなことは起こらないでしょう。

11月1日:

今日は祭日のため、練習はなし。

11月2日:

午前中は、選手寮の選手達と一緒に行動し、エスパニョールの練習場に地下鉄で行き、U-14の試合を観戦。
その後、選手達と共に選手寮に戻り、昼食。
夕方は、植松と一緒に二階建てバスに乗り、バルセロナ観光!といった感じです。

11月4日:

土曜日の午前中は、練習参加しているエスパニョールU-11のリーグ戦アウェーでの試合に帯同しました。試合前の緊張した雰囲気の更衣室に入ったり、これまた緊張した雰囲気のベンチを体感したりで、とてもいい経験になったことでしょう。
午後は「自由行動」としたところ、選手寮の友達と遊んでいたとのことです。

11月5日:

午前中は、先週と同様に日本人同士の草サッカーに参加しました。
先週よりも積極的なプレーが見受けられました。
午後は、選手寮で少し時間を過ごした後、21時キックオフのエスパニョール対バレンシア(リーガ・エスパニョーラ)の試合を観戦しにモンジュイックスタジアムに行きました。
タムード、デラペーニャ、カニサレス、アジャラ、ホアキン、ビジャ、モリエンテスなどなど、そうそうたるメンバーです。
さて、2人はこの試合を観戦してどんなことを思ったのでしょうか。

11月7日:

7日火曜日は、いつものスケジュール。
残りもあと数日となってきました。2人は、体調も崩さず、元気に過ごしていますよ。
また、慣れてきたのか、活発な発言も目立ち、頼もしいですよ。
プレーに関しては、どうなんでしょう。外から見る限りは、正直言ってよく分かりません。ただ、彼らの心の中には色々と変化はあるようです。U-11の試合を見た後でも「俺はあの中入っても(活躍)出来る!」と言っていましたからね。今日も含めて、残る練習参加はあと3回。頑張って欲しいものです。
明日は練習参加後に、スペイン国王杯のベスト32の第2戦、バルサ対バダローナ戦(22時キックオフ)を観に行きます。
バルサがアウェーでの第1戦を1対2で勝っているため、明日の第2戦は客がとんでもなく少ないことが予想されますが、その分、1階席の最前列で試合が見れると思うので、逆に面白いかもしれません。因みに、バダローナはスペイン3部のクラブです。

11月8日:

8日水曜日、午前中にカンプ・ノウに行き、スタジアム見学。
トップチームの練習を見学しようとしたけど、非公開のため見学できず。残念。
夕方は、いつも通りにU-11の練習に参加。練習が終わると同時に、車でカンプ・ノウへ移動。22時キックオフのスペイン国王杯ベスト32のバルサ対バダローナ戦を観戦。
相手が弱い上に、ロナウジーニョやデコ、メッシが招集されていないため10万人収容のカンプ・ノウに僅か1万3千人の観衆。
ですが、そのおかげで1階の最前列で観戦できました。試合はサビオラの2ゴールなどで4対0でバルサが快勝。

11月9日:

最終日の9日の午前中は、ギジェ兄ちゃんとお買い物。お土産一杯買いました。
夕方、エスパニョールのU-11と最後の練習。試合後にチームメイトと記念撮影。
そして、ビジャローヤ監督とお別れの挨拶。
 実は、エスパニョールの選手寮の寮長さん、マネルおじさんが2人が滞在している途中に入院してしまい、今も入院中です。そのマネルさんのために、折り紙で鶴を折りました。
植松の家に日本の綺麗な折り紙が30枚ほどあったのでそれを2人で全部折り、紐でつなげ「ミニ千羽鶴」を作りました。折っている最中は、選手寮の他の選手達から「女みたいだな」と冷やかされていましたが、その意味をしっかり教えると「お、お前ら偉いな」とみんなの見る目が変わりました。ミニ千羽鶴は、寮のチェリーおばちゃん経由でマネルおじさんに渡してもらうことにしました。
以上、ちょっといい話でした。

11月10日:

本日11月10日の朝、2人は無事にバルセロナを出発しました。
飛行機は30分遅れで出発したけど、フランクフルトでの乗り換えには時間があるので大丈夫でしょう。いずれにしても、ルフトハンザのスタッフがアテンドしてくれているので
安心下さいませ。
 この2週間お世話になったギジェと一緒に空港に見送りに行き、その際にギジェが「もう1週間残るか?」と二人に聞いたら永一は「とりあえず、帰る」と苦笑い。一輝は「微妙~」とこれまた苦笑い。何とも子供らしい一面です。

一輝、永一、一三君、ご家族の皆様

2人とも無事に到着したようで何よりです。慣れ親しんだ土地に戻って2人はさぞホッとしていることでしょう。さっそく大好物にかぶりついているのでしょうか。海外旅行も飛行機も何もかもが初めての体験で、まさに「冒険」であったと思います。あまり表情には出していませんでしたが、色々と不安や戸惑いがあったことでしょう。でも、お互い兄弟が側にいたから心強くもあったと思います。
 昨日9日のエスパニョールU-11との最後の練習の際に同チームのビジャローヤ監督から2人に関する印象を聞きました。そして、監督から二人への最後のアドバイスはとてもシンプルで根本的なものでした。

 「フィールドに立っている時はどんな瞬間でも最大限の集中力と戦う闘争心を常に持ってプレーしなさい。二人とも対人プレーや接触プレーの時に怖がっているように見える。綺麗にパスを出したり、シュートするだけがサッカーではない。常に相手がいる。相手は必死になって向かってくる。それに打ち勝つ為には集中力と闘争心を持って常に臨まなければならない」

今回二人は、一輝君は一歳年下、永一君は一歳年上のチームに一緒に参加したわけですが、エスパニョールのU-11はバルサと並び、バルセロナやその周辺の町に住む優秀な11歳の集まりです。その中に混ざって足を引っ張ることも無くやれていたことは、二人が基本のしっかりした平均以上の力を持った証拠だと思います。素晴らしいことです。そして、さらに今回のグループの中で対等以上の活躍をする為には、やはり上述のビジャローヤ監督の言葉に集約される点が重要だと思われます。日本の子供がここに来て常にぶち当たる壁、それが"激しさ"です。寄せが早い。プレッシャーが激しい。当たりが強い。簡単な表現をすれば相手は猛然と襲い掛かってくるのです。その危機を察知し、相手をかわし、状況を打開する為にはテクニックだけでは駄目だと思います。まさに闘争心や集中力が必要だと思います。平和ボケした日本人が世界に出てきて綺麗ごとを言う余地の無い現実にぶち当たる。そんな光景を常に目の当たりにしてきましたが、今回も例外ではありませんでした。

日本サッカー協会が「ドイツワールドカップ・レポート」を先日発表しましたが、その中にも"一対一の弱さ""対人プレーのひ弱さ""戦う闘争心の欠如"がやはり挙げられていました。これは世界基準で見たときの日本全体が抱える課題なのです。今回のU-11には確かに黒人の「反則だろ」と言いたくなる体格の選手もいましたが、平均的な体格は一輝君や永一君と同様でした。彼らよりも小さい選手も何人もいましたが、彼らは戦えていました。激しく行くべき所で激しく行っていました。彼らがそういう戦闘体制に入れているのはやはりそういう環境の中でそう教えられ、もしくは自然と身についているからだと思います。

10歳や12歳の少年が何もかも初めての環境で自分らしさを100%出すことは難しいと思います。もっとも日本という国で育ったということもそれを更に難しくしているでしょう。何故なら同じような状況でやってきたブラジル人やアルゼンチン人はいきなり持ち味を発揮してしまうことがよくあるからです。でも、そんな中で二人は二人なりに良く頑張っていたと思います。永一は「あの中でも俺は十分活躍出来る」と豪語していましたし、一輝は「永一が出来るなら俺は余裕や」と力説していましたしね。

そして最後にビジャローヤ監督はこうも言っていました。「もっと一つ一つのプレーにこだわって、もっとこれからも楽しんでプレーして欲しい。ゴールしたら喜ぶ、取られたりミスしたらもっと悔しがる。表に出す、出さないはそれぞれのキャラクターがあるかと思いますが、そうした一つ一つのプレーに対する喜怒哀楽を感じることがもっとサッカーにのめりこませ、もっとサッカーを好きにさせてくれるはずだと。

最後に、2人と過ごした時間は本当に楽しかったです。

好奇心旺盛な弟永一と、密かな闘志で「弟には絶対負けへん」と兄貴の意地を見せる一輝。名コンビだったと思います。

本当にこれからの二人の活躍を期待しています。

またどこかで会える日を楽しみにしています。

ベンガ!
ラピド!
コレ!
バモス!
夢を持つきっかけ1
2012年4月、我社にも新入社員がやってきました。また、昇格して新たに管理者となった方とともに社内に新しい風が吹いています。4月16日にこの方たち向けて、私から講話という形で話をしました。

【経営理念】
「常に社会に必要とされ、顧客に感動を与えるようなサービスを提供することができる企業であり続ける」

弊社のサイトをご覧頂いている方は既に御存知と思います。中田商事がこの経営理念を掲げてから、全社員がこの思いを共有して行動しています。これまでに様々な投資を行い、これからも挑戦し続ける中田商事ですが、私が感じたことは至極シンプルなものでした。企業はやはり「人」であるということです。

中田商事の求める「人」とは「社会に求められる“組織”の、求められる“人材”」「感動してもらえるほど、生きてる価値の高い“人材”」をどこまでも追求していく人となること。これが、今後の中田商事最大の投資となり、また宝となるでしょう。

今回は、このような思いが詰まった講話となりました。

具体的にはこのような話をしました。

  1. 高い目標(夢)設定「夢を語り、目標を表明する!」
  2. 動きを決める「自分の環境を自分で創出する!」
  3. 自由度は高い(発想と知恵はタダ)「おもろい!」
  4. ※競走の中で逆転の発想を持つ
  5. 自己分析・自己改革に努め、当たりを当たり前に続ける「そこまでやるか!」
  6. 周りに協力者が現れる「目標達成へスピードアップ!」
  7. 目標(夢)達成の達成感が更なる行動意欲(テンション)に!「結果は必然!」
  8. 人間力を向上させる(スキル向上、キャパの広がり)「求められる存在に!」
  9. 必死にやって80%、死ぬ気になって100%の達成率!
  10. 生きてる価値が高まる!

一生懸命話をしたところで伝え方や受け取り方に相違があればマイナス方向になる。思いを共有し、責任を楽しめる人材となることを目指そう。

営業(外部発信)をするのではなく、内部向上に努め「仕組みを発信」しよう。

そして、孫の世代に夢を語る、夢を持つ人材となろう。現代の親の世代は働くこと(自分のこと)に必死で忙しいという。祖父母世代が孫と多くの時間を過ごし甘やかすのではなく、夢を語り、夢を持つ人材を育てていこう。

わずか50分の話でしたが、中田商事のエッセンスを注ぎ込めた時間でした。これからの激動の時代に柔軟に対応しつつ、ぶれない「企業理念」を掲げて中田商事はこの人材とともに成長していくことを改めて確信した時間となりました。
夢を持つきっかけ2
今回は、「夢を持つキッカケ」の続編です。日を改めて話したことを綴ってみました。改めて、文章に起こしてみると原稿を予め用意していたように感じますが、実際には「心の草稿を開く」というイメージです。ですので講話用に考えた内容でなないので、自分自身としてはスムーズにペンが走るので不思議な感覚ですね。

前回に続くこのような話となりました。

「明確な目標設定を公言し、行動し続ける」

  1. 見聞き、経験したことは自らに落とし込み、行動する!
  2. 失敗する人とは「諦めた人」成功する人とは「明確な目標設定のもと、継続した人」!
  3. 夢や目標は公言し、助言や指摘をもらえる環境を自分で作る!
  4. 目標設定は自分の持っている環境の中で変えていく!
  5. 目標達成(有言実行)は大なり小なり「信用・信頼」につながる!

「自分の将来や、周りとのつながりを意識(イメージ)して行動する」

  1. 自分の将来をイメージして生きる⇒自分の行動・考え方が子や孫に伝承する!
  2. 1人の人間が周りに与える影響「自分の葬式をイメージする」!
  3. 目標設定の共有や達成感の共有が「絆を生む」!会社とは必然の出会いの集合体!
  4. 人の価値とは、「自分の状況が悪い時に助けてくれる人がどれだけいるか」で決まる!

「勝ち抜くために!夢を叶えるために!」

  1. 足(マイナス要因)から生まれるパワー(思い)は強い!
  2. 自分の限界(どん底)を知っている人は強い!(追い込まれるまでのキャパが大きい)
  3. 仕事とは「与えてもらうもの」ではなく「呼び込んでくるもの」!
  4. 「計画」達成できるもの「目標」必死の先にあるもの「夢」不可能を可能にすること!
  5. どんなことをしても、それを24時間考える人は絶対負けない!

有言実行は普遍のものです。そして、その行動のディテイルをはっきりイメージすることは、楽しいはずです。はっきりイメージできれば成功は近い。なぜなら、困難も予想できており、それを乗り越えることもイメージできているはずですから。
夢を持つきっかけ3
私の講話も3回目となりました。「常に社会に必要とされ、顧客に感動を与えるようなサービスを提供することができる企業であり続ける」という経営理念を伝え、社員全員で共有するところから始まり、掘り下げていきました。

今回、より具体的な話となり初夏を思わせる季節同様、熱い時間となりました。

「生きている」から「生きていく」に!

  1. 世の中の「ルール」は間違っていようが「ルール」!
  2. 真面目でバカだけど人のために動ける人こそ「価値の高い人」!
  3. 自分の行動が人の協力を呼ぶ。良い意味での「他力本願」に!
  4. いつ死んでも良い生き方をしているか!
  5. 「生きている」を個人の考え方(目標設定)でもって「生きていく」に変える!
  6. 当たり前のことを当たり前に続ける「原理原則」!
  7. 「ルール」の中で楽しむ!

「KEIEI(経営)とは」

  1. 環境「ハード」を創る「経営者」 と その中の「人」を求めて入ってくる「仕事」!
  2. 会社を激変させる若者の発想・間違い!
  3. 「右脳」を使え!
  4. 経費が読めるからこそ動きが決まる!ルールを遵守する「ど真ん中経営」!
  5. 経営理念の貫徹!断る勇気!

「夢は“具現化”して、達成していく」

  1. 漠然な夢や目標は、具現化するための行動に!「思えば叶う」!
  2. 環境は自分の近くに必ずある!
  3. 会社経営は「思いつき(知恵)を具現化して結果を残す集合体」!
  4. 気づきを創る「情報」「データ」
  5. 下を見て達成感、上を見てモチベーション!山登りの考え方を組織全体で!
「社会に求められる“組織”の、求められる“人材”に!」
「感動してもらえるほど、生きてる価値の高い“人材”に!」


これらをどこまでも追求していく人となること。このような“人材”に皆が成長すれば 中田商事の成長は、間違いありません。「個」の成長が「組織」の成長となる。
何とも明快ではありませんか。
夢を持つきっかけ4
「社会に求められる“組織”の、求められる“人材”に!」
「感動してもらえるほど、生きてる価値の高い“人材”に!」


中田商事が追求してやまない“人材”となることは、会社のみならずその個人の成長となり、他の人に感動を与えるほどの人となってゆく…。前回の具体的な話から、更に深いところにダイブしていきます。

「基軸」という言葉を皆さんも聞いたことがあると思います。基軸とは、思想や組織などの根本・中心・基準となるもの。物事の基幹・中心となるところ。という意味です。耳慣れない言葉ではないのですが、改めて整理してみると、スポーツをする際にも、何か事を興そうとするときにも、何かを考えようとするときも、何かを伝えようとする時にも、非常に大事なポイントであることは簡単に理解できるでしょう。しかし今、この「基軸」を持たずに行動する人が如何に多いのかと気付くことも簡単です。メディアを通じて「ぶれる」という単語を多く見聞きするのは偶然ではありません。この「基軸」なくして中田商事の根幹をなすことはありえない、ということを伝える時間となりました。

基軸を持って生きる!

  1. 自分の生き方、考え方に繋がる「自分の葬式(人生の最後)」!
  2. 基軸があれば多種多様な人との付き合い方が明確になる!

当社の人材に必要な基軸とは?

  1. 当社の基軸とは、長期的なコスト削減や安心経営を生み出す「コンプライアンスの遵守」
  2. 考え方を反映し、行動し、結果を出す。生き方とは「個々の経営学」!
  3. ナンバーワン!オンリーワン!「そこまでやるか」の徹底!

これまでの講話を通じてのひとつのキーワードが“人材”という言葉です。中田商事が目指す“人材”像がすでにはっきりとしているのは、おわかりいただけるでしょう。 目標が明確であればあとは進むだけなのですが、まっすぐ、ぶれずに進むには「基軸」が必要であるということ。これはもはや言うに及ばずですね。
さあ、歩き出しましょう。
夢を持つきっかけ5
「夢を持つキッカケ」の講話も5回目となり、少し整理をしようと思います。

「社会に求められる“組織”の、求められる“人材”に!」
「感動してもらえるほど、生きている価値の高い“人材”に!」


中田商事の掲げる経営理念を追求することで、個人が成長し会社も成長します。成長するには、「夢」が必要です。夢を持ち、夢を実現するためにあらゆることを具体的にイメージして、ぶれずに突き進む。とてもシンプルなことです。夢を実現する為の行動は愚直に追い求めれば求めるほど、周囲にも影響を及ぼし環境をも変えていくとお話しました。不可能を可能にすることが「夢」であり、実現した時に放たれるエネルギーは、それを実現しようと行動してきた際に周りに与えてきた影響も相まって、すさまじいものとなることでしょう。いかがでしょうか。このように「夢をも持つキッカケ」が中田商事には溢れています。

いささか、講義めいた形になりますがこれまでの話を纏めてみます。

  1. 個人と会社の「夢サイクル」!

    個人会社
    考え方(感じる)道徳観、倫理観経営理念(当たり前の基準)
    行動基準(決める)目標設定・基軸行動指針
    行動・継続
    (動く・続ける)
    当たり前の継続わかりやすい共有
    達成速度の向上協力者・つながりチームワーク
    「結果」達成感、満足感数字の達成
    「成果」
    ⇒更なる高みへ
    ネクストモチベーションチームワークの高まり
    人材=組織生きている価値の高い人材へ社会に求められる組織へ
    人生=経営生きやすい人生に健全経営、超優良企業に

    人の価値!人生の価値!王道を突っ走る!

  2. 人を追うことで、モノや情報がついてくる!王道の考え方「カネを追わず人を追う!」
  3. なんでも良いから一番を!「オンリーワン思考!」
  4. 分の立場・持ち場でベストをつくす!「立場は人の価値ではない!」
  5. 幸せな人生だったと自己満足ができるか?「人生の価値は残したカネで決まらない!」
  6. 自分の信念は変えない。一生我慢強く続けることで変わる「周りの捉え方!」
  7. 出会いは奇跡!

個人と会社の「夢サイクル」。いい言葉ですね。
世の中に必要とされる企業を追い求め、その企業は世の中から必要とされる人材によって運営される。双方が、夢の実現にシナジーな関係を築く「夢サイクル」。
そこには「感動」があたりまえのように溢れる世界があることでしょう。
夢を持つきっかけ6
夢を持つキッカケも第6回を数えました。これまでの講話で目指すべき「高み」を明らかにしてきました。その目指すべき「高み」を実現するにあたって、中田商事の具体的な環境についてお話しましょう。

創業から17年、法人設立から12年の歳月が経っていますが、創業当初より醸成してきた「決めて動ける」「成果が出てしまう」という環境。これはいかなるものなのか。それは、資金的にも会社風土的にも“自分の最大”を発揮できる環境を如何にして構築し、進化させていくかを考え、組織の細部にまで浸透させることを目指した結果の積み上げです。

  • 経営者として、資金調達の仕組み・信用を獲得
  • 会社制度として、部署ごとの採算管理を実行
  • 経営理念を掲げ、全社員で共有
  • 明確な行動指針を示して企業活動を行う

ここで会社の基軸が定まりました。
  • リスクに対しては、「根拠を持って」立ち向かい克服する。決して先送りにせず、全力で考え対応していく。
  • 資金運用の範囲が行動範囲になることを理解する。上を目指しながらも、現在位置を確認する冷静な分析と状況判断を行えるようにすること。
  • 決めてかかるから協力者が現れ、達成スピードが速く、価値が高い。これは、「夢」の実現に向けて行動するという思考を企業活動に落とし込んだ結果です。
  • 「野球型からサッカー型へ」自分で考え、決めて行動するということ。野球は次のプレーの方向が決まっていますが、サッカーは全方位に動かねばなリません。1秒後には状況は一変しており、攻守の切り替えが求められます。情報の収集と分析、それに基づく判断と行動が、各個人に求められるのは企業人としても同じですね。

更には、生産性を向上させる価値ある人材になるためには、何が必要かも示しています。

思考I「個人事業主の考え方」=「自分の価値で会社に貢献する人材」
思考II「労働者の考え方」=「決められたことをこなす人材」
それぞれの立ち位置をまとめる「オーガナイザー(中間層)」が必要!
自分の満足度とチームの満足度を「つなげられる」ことが重要!
自分の価値の分析を誤るな!(立ち位置を把握した行動)
自分の価値を見える化(日報等での意思表示)して周りの目にさらす!
「リーダーの資質とは?」自分のテンションは自分で保つ!もしくは周りを活用する!


どうでしょうか。
中田商事という「船」は、目指すべきはるかな目的地を明確にもち、船長以下、全員が同じ思いを共有しながらそれぞれの創造性を発揮しています。個性的ながらも全員が有機的に結合し、それぞれが個別に判断できるというすばらしい組織になりつつあります。航海はまだ始まったばかり。
何というワクワク感。本当にたまりません。